外部変形は データのやり取りをテキストファイルで行うので プログラム言語は 自由に選ぶことができます。図形は機能的かつシンプルなため、数多くのユーザーに受け入れられています。
今回は 1次変換 について考えます。
外部変形の1次変換は 図形の移動、回転、倍率(拡大縮小)、せん断、反転 を指します。
外部変形の1次変換は
1次変換(図形)
図形.1次変換
あるいは
移動(回転(反転(倍率(図形))))
図形.倍率.反転.回転.移動
と書くようなイメージです。
1次変換のコマンド名の簡略化
1次変換のコマンド名は簡略化できます。
移動
moveto は mov
回転
rotate は rot
反転
mirror は mrr
倍率
bairitu は bai
せん断
shear は skw
注意事項
スクリプトは個人差もあるとは思いますが
[x, y].rot(d.rad).mov(a, b)
あるいは
[x, y].mov(a, b).rot(d.rad)
と書いたほうがわかりやすいです。
irb の計算例(移動と回転)
回転の中心のデフォルト値は原点です。移動と回転は同時に行うのではなくひとつずつ行います。
次回は 移動 を考えます。