jw_cad 外部変形 - (80) 中心線 -

外部変形は データのやり取りをテキストファイルで行うので プログラム言語は 自由に選ぶことができます。図形は機能的かつシンプルなため、数多くのユーザーに受け入れられています。

 

今回は 中心線 について考えます。

 

外部変形の中心線は 座標、線、円相互 の中心線を指します。中心線は 線データ です。

中心線の 長さは距離、中心は中心点で すべて返します。
始点と終点を指定するときは
   中心線.fromto 始点, 終点
  [中心線].map.with_index { |x, i| x.formto 始点[i], 終点[i] }
のように考えています。

指示点、線、円ならひとすづつ中心線を返します。

例)  centers 1.hp, 2.ci # 指示点、指示円

 

 

ie 外部変形

 

ie 外部変形

線と線

 

ie 外部変形

円と円

 

jw_cad 外部変形の中心線は

点と点、点と線は 1つ、点と円、線と線、線と円は2つ、円と円は4つ あります。スクリプトで 複数個の中心線を特定するには 線、円には指示点が必要となり

   centers [線, 線の指示点], [円, 円の指示点]

のように書くことになります。ちょっとしたことですが、案外ここでつまづきます。指示点をいちいち与えることはやめて、全部返して、そのデータを分析したほうがわかりやすいと考えました。

中心線の始点と終点についても、おなじように、返ってきたデータを

    中心線.fromto 始点, 終点

のように加工したほうがスマートだと考えています。

 

次回は 複線 を考えます。